妊活を考えたら、まずは性病チェック

2019年08月29日
男性を診ている医者

そろそろ子供が欲しいな、そのような考えが出てきたらまずは夫婦・カップルで性病チェックをしましょう。
妊活と性病にどんな関係があるのだ、関係ないだろうと言う方も中にはいるかもしれません。
ですが、それは大間違いです。

まずこれまでコンドームで避妊していた場合、どちらかが性病に感染していても、コンドームによってもう一方は守られていました。
ですが、妊活で使えば避妊することになりますから、コンドームは使いません。
コンドームを使わなければ無防備になる訳ですから、どちらかが感染した場合、お互いに性病を感染させ合うことになります。
しかも、性病は不妊症の原因にもなる存在です。

次に、仮に女性が性病に感染した状態で妊娠した場合です。
これも非常に危険で、妊娠中に性病に感染したりするお腹の中の胎児が性病に感染してしまうことがあります。
そうなると先天性梅毒などを患うことになってしまいます。

大人でも梅毒で失明する事例が稀にありますが、胎児が妊娠中に性病に感染してしまうと重い障害を負ってしまうことがあります。
視覚障害や知的障害など発生する障害の種類は様々です。
また、出生に至らず、流産・死産と言う最悪の結末を迎えてしまうこともあります。

性病の母子感染による障害は遺伝とは関係ないものです。
そのため、遺伝性疾患の要素が無い家庭でも、性病に感染した状態で妊活をすれば、このような障害を持った子が生まれる危険性があります。

妊活前の性病チェックは夫婦で一緒に行いどちらかに異常があれば夫婦で同時に治療しましょう。
妊活は性病治療が終わってから始めることで、我が子を性病感染やそれによる障害から守ることができるのです。
妊活前の性病チェックは一般的には病院で行います。
男性は泌尿器科や性病科、女性は婦人科や性病科が中心ですが、病院に行くのは恥ずかしいと言う人も中にはいるかもしれません。
そう言う人たちは、検査キッドを購入し使用すると言う方法もあります。

性病の検査キットがある!

女性は妊娠すればいずれにしても必ず産婦人科のお世話になる訳ですが、男性は病気にならなければ泌尿器科などにはいきません。
病院に行くのは恥ずかしいと思っている人もいるかもしれません。
あるいは、病院に行って検査を受ける時間が無いと言う人だっているでしょう。
特に妊活をするのは働き盛りの世代でもあるわけです。
時間が無いと言うのもある意味当然です。
そういった人たちにお勧めなのが、検査キットです。

検査キットは非常に便利です。
忙しい人でも自分のタイミングで使用することができます。 使用方法もそれほど難しいものではありません。
検査キットの指示に従って検体(サンプル)を採取し定められた方法で専門機関に送付します。

病気の種類ごとに採取するべき検体が異なりますので、注意書きをしっかり読んで検体を採取します。
専門機関は送られてきた検体を分析し後日結果を報告してくれます。
もちろんプライバシーは守られるので、検査結果が外部に漏れることはありません。

ただし、性病に感染していた場合でも、この検査をした機関がお薬を処方してくれる訳ではありません。
あくまで検査項目について感染しているか否かを知らせてくれるだけです。
また、検査キッドは病気の種類ごとに異なるので、妊活前の性病チェックでは一通り全てチェックしておく方が望ましいでしょう。
母子感染やそれによる障害の発生、不妊といったものに対する危険性は多くの性病に共通しているからです。

もし検査結果に陽性があれば、きっちり病院を受診して適切な治療を受けて下さい。
治療がしっかりと終わってから妊活を始めましょう。
そうすれば、母子感染もこれが原因の不妊や流産の危険も避けることができるのです。